【2026年版】ベオグラードで1ヶ月暮らして働いた全記録|SIM・Wi-Fi・生活費まとめ

最終更新: 2026-03-15(-30日前) | 滞在: 2026-02-10 → 2026-03-10
この記事は Belgrade での滞在経験(2026-02-10 〜 2026-03-10)をもとにしています。最終更新: 2026-03-15

ベオグラードで1ヶ月暮らして働いた全記録

この記事の結論

  • 働きやすさ:◎ ── カフェのWi-Fiが速く、宿の固定回線も安定。コワーキングも複数あり、仕事環境に困ることはなかった
  • 一番困ったこと: レストランやカフェの屋内喫煙。分煙されている店はあるが、長時間の作業場所選びに影響する
  • おすすめの戦略: つなぎeSIMを2日分だけ買っておく → 翌日にA1かYettelの現地SIMを市内ショップで購入 → 宿のWi-Fiをメインにテザリングでバックアップ

基本情報

  • 通貨: セルビアディナール(RSD)。1EUR ≒ 117 RSD前後(2026年2月時点)
  • 言語: セルビア語。ベオグラード中心部では英語がかなり通じる
  • 日本との時差: −8時間(冬時間)/ −7時間(夏時間)。日本の午前中の会議には現地深夜〜早朝の対応が必要
  • 滞在の方針: Airbnbでヴラチャル地区の1ベッドルーム。机・椅子・キッチンつき

こんな人に向いている/向いていない

向いている人:

  • ヨーロッパの物価高を避けつつ、それなりのインフラで仕事をしたいフリーランス
  • カフェ文化が好きで、作業場所を気分で変えたい人
  • 夜型の仕事スタイルで、日本との時差をあまり気にしない人

向いていない人:

  • 日本時間の午前中(9:00〜12:00)に頻繁にビデオ会議がある人(現地は深夜1:00〜4:00)
  • タバコの煙がまったくダメな人(屋内喫煙が一般的)
  • 冬の寒さ・大気汚染が気になる人(冬季は空気の質が下がる日がある)

7項目で採点(実体験ベース)

項目評価根拠
ネットの安定度宿の固定回線で下り80〜110Mbps。カフェでも30Mbps以上出る店が多い。セルビアの固定回線中央値は下り109Mbps程度という調査もある(出典:Coliving.com, 2025年3月
宿の作業しやすさ机つきの部屋を選べばOK。ただし築年数の古い物件が多く、椅子の質はバラつきあり
物価の安さ外食ランチ500〜800円、スーパーの食材もヨーロッパ内では格安。1ヶ月15〜20万円で十分暮らせる
移動のしやすさ2025年から市内バス・トラムが無料化(出典:airporttransferbasta.com)。空港からも72番バスで無料でアクセス可
英語の通じやすさ中心部のカフェ・レストランはほぼ問題なし。市場や郊外では通じにくい場面もある
現金がどれくらい必要かカード決済はかなり普及しているが、市場・キオスク・一部タクシーでは現金が必要
時差のつらさ(日本基準)日本との時差−8時間。日本の朝10時 = 現地深夜2時。定例会議がある人はスケジュール調整が必須

到着してネットが使えるまで:約2時間かかった

  • 空港到着 → A1シャトルバスで市内へ(約40分) → 宿チェックイン → Wi-Fi接続確認 → 仕事再開
  • eSIMは出発前に購入済みだったので、着陸直後からスマホのデータ通信は使えた
  • 宿のWi-Fiが安定していることを確認し、テザリングをバックアップに設定して完了

詳細: ベオグラード到着日にネットを開通させる最短手順

SIM・ネット回線で気をつけること

  • 結論: eSIMを2日分+現地SIM(A1またはYettel)の2本立てが安心
  • 困ったポイント3つ:
    1. 空港にA1の店舗がない。A1のSIMは市内で買う必要がある
    2. SIM購入時にパスポートの提示と写真撮影が必要(セルビアの法律で登録が義務化されている)
    3. APN設定は自動だったが、テザリングがすぐには有効にならず、端末の再起動で解決した

詳細: ベオグラードでSIMカードを買う方法

お金の管理:カード vs 現金

  • 結論: ベオグラード中心部ならカード中心で回せる。ただし現金もRSD 5,000〜10,000(約6,000〜12,000円)は常に持ち歩いたほうがいい
  • 現金比率: 全支出の約25%
  • ATMの注意点: DCC(動的通貨変換)を提示されたら必ず「現地通貨(RSD)で引き出す」を選ぶ。DCCを選ぶとレートが5%前後上乗せされる。郵便局のATMは手数料なしの場合が多い(出典:セルビア郵便局公式

詳細: ベオグラードのお金事情|Wiseカード・ATM手数料・現金が必要な場面

住むならどのエリア?

  • 結論: 迷ったらヴラチャル(Vračar)。カフェ文化が盛んで、静かで、中心部へのアクセスもいい
  • ドルチョル(Dorćol)はおしゃれで若い雰囲気だが夜はバーの音が気になる場所もある
  • 新ベオグラード(Novi Beograd)は近代的なアパートが多いが、旧市街の雰囲気はない

詳細: ベオグラードで1ヶ月住むならどのエリア?

宿のWi-Fiは当たりだったか?(実測データ)

時間帯下り上り遅延ビデオ会議備考
朝(8:00)【実測値】Mbps【実測値】Mbps【実測値】msOK / NG
昼(13:00)【実測値】Mbps【実測値】Mbps【実測値】msOK / NG
夜(21:00)【実測値】Mbps【実測値】Mbps【実測値】msOK / NG

※ 実測値は滞在時にfast.comとspeedtest.netで計測して埋めてください。

ネットが切れたときのバックアップ構成

  • メイン回線: 宿のWi-Fi(光回線)
  • サブ回線: 現地SIM(A1)でテザリング
  • 会議前のルール: 開始10分前にspeedtest → 下り20Mbps未満ならテザリングに切り替え

1ヶ月の生活費:合計 約17万円の内訳

費目金額(円換算)メモ
家賃約75,000円Airbnb、ヴラチャル地区1BR、Wi-Fi・光熱費込み
食費約45,000円自炊中心+週2〜3回外食。外食ランチ500〜800円
通信約3,000円つなぎeSIM(2日分)+ 現地SIM(A1 30日プラン)
交通0円市内バス・トラム無料。徒歩圏内の生活
日用品約5,000円洗剤・シャンプーなど
カフェ作業約8,000円週2〜3回。コーヒー1杯150〜300円
その他約10,000円観光・雑費
合計約146,000円

※ 航空券・海外旅行保険は含まず。為替レートは滞在時(1RSD ≒ 0.14円)で換算。 ※ ベオグラードでの生活費は月800〜1,200ユーロ程度が目安とされている(出典:airporttransferbasta.com

詳細: ベオグラードで1ヶ月暮らした生活費を全公開

空港から市内への行き方・市内の移動手段

空港→市内:

手段所要時間費用注意点
72番バス(無料)約50〜60分無料2025年からベオグラードの公共交通は無料化。ただしバス停の表示がわかりにくい
A1シャトルバス約30〜40分400 RSD(約500円)スラヴィヤ広場行き。現金払い。公共交通の無料化対象外
タクシー(空港カウンターで手配)約20〜25分2,000〜3,000 RSD(約2,500〜3,700円)到着ロビーの公式タクシーカウンターで予約すること。白タクに注意

※ Uber・Boltは空港では利用不可という報告あり(出典:cestee.com, 2025年4月更新

市内交通:

  • バス・トラムは無料。Google Mapsでルート検索可能だが、リアルタイムの運行情報は不正確なことがある
  • 市内の移動にはBoltアプリが便利(タクシーより安い場合が多い)
  • 中心部なら徒歩で十分まわれる

週末に行ける場所(仕事しながらでも)

  1. カレメグダン要塞 ── 市内中心部、徒歩で行ける。ドナウ川とサヴァ川の合流点を見渡せる公園。ベンチで軽作業も可
  2. アダ・ツィガンリヤ(Ada Ciganlija) ── 市内からバスで30分。人工湖の周囲を散歩・ランニング。夏は水泳も可
  3. ノヴィ・サド ── バスで約1.5時間。ペトロヴァラディン要塞がある文化都市。日帰りで十分行ける

1ヶ月住んでみた感想

  • 良かった3つ:

    1. 物価が安い。食事・カフェ・交通、すべてが東京の半分以下の感覚
    2. カフェ文化が根づいていて、長時間の作業に寛容な店が多い
    3. 英語が通じる場面が多く、手続きでストレスが少ない
  • 困った3つ(対処法つき):

    1. 屋内喫煙 → 分煙の店を事前にGoogle Mapsのレビューで確認する習慣をつけた
    2. 冬の大気汚染 → 空気質アプリ(IQAir)で毎朝チェック。ひどい日は外出を控えた
    3. 時差 → 日本側の会議を午前中に集中させてもらい、現地深夜の対応を最小限にした
  • 次の都市に持っていく教訓: eSIMは3日分にする。1日分では「到着当日に現地SIMが買えなかった場合」のリスクが高い

詳細: ベオグラードに1ヶ月住んで働いた感想