日本→ザグレブ|仕事を止めずに移動するチェックリスト(名古屋→関空→ドーハ→ザグレブ 約30時間)

最終更新: 2026-02-05(1週間前)

日本→ザグレブ|仕事を止めずに移動するチェックリスト

今回の移動サマリー

項目内容
ルート名古屋 → 関西国際空港(KIX) → ドーハ(DOH) → ザグレブ(ZAG)
手段新幹線+はるか → カタール航空 QR803 → カタール航空 QR217
出発12月30日 午前中に名古屋を出発
第1フライトQR803:関空 18:55発 → ドーハ 23:10着(約11時間)
第2フライトQR217:ドーハ 09:10発 → ザグレブ 14:15着(約5時間30分)
到着12月31日 14:15(現地時間)
トータル所要時間名古屋出発から約30時間
乗り継ぎ待ちドーハ・ハマド国際空港で約10時間(深夜着→翌朝発)
ビザ日本国籍はクロアチア(EU/シェンゲン圏)90日以内ビザ免除

今回の移動で一番困ったこと3つ

  1. (体力) ドーハでの乗り継ぎ待ちが深夜〜早朝の約10時間。仮眠できるスペースはあるが、しっかり寝るには厳しい。到着日の体力を考慮して、ザグレブ着後は仕事をしない前提で計画するのが正解だった
  2. (通信) 機内Wi-Fiは有料で速度も不安定。11時間のフライト中にまとまった仕事をしようとしたが、クラウド系の作業は無理。オフライン作業の準備が必須
  3. (年末) 12月31日着のためザグレブ市内の店舗がほぼ休業。SIMの購入が翌日以降にずれ込んだ

費用の概算

項目金額メモ
航空券(関空→ドーハ→ザグレブ)【実費】円カタール航空エコノミー。往路片道
新幹線(名古屋→新大阪)約6,680円のぞみ自由席、約50分
はるか(新大阪→関西空港)約2,400円特急はるか自由席、約50分
ザグレブ空港→市内約€8(約1,300円)シャトルバス。バスターミナル行き
合計(航空券除く)約10,380円

【3日前】仕事まわりの準備

  • 年末年始の納品スケジュールを前倒しする: 移動日(12/30)と到着日(12/31)は仕事にならない。12/29までに年内の対応を完了させる
  • データのバックアップ(2箇所): 外付けSSD + クラウドストレージ。30時間の移動中にPCが壊れても最悪リカバリできる状態にしておく
  • 二段階認証の確認: SMS認証を使っているサービスがないか確認。海外ではSMSが届かない場合があるので、認証アプリ(Google Authenticator / Authy)に事前移行する
  • クライアント・チームへの連絡: 「12/30〜1/1は移動・年末のため返信が遅れます」と事前に伝える
  • 海外旅行保険の加入確認: クレジットカード付帯の保険を使うなら条件を再確認(利用付帯の場合、航空券をそのカードで決済していること)
  • クロアチアの入国要件を確認: 日本国籍はシェンゲン圏90日以内ビザ免除。パスポートの残存有効期間がシェンゲン圏出国日から3ヶ月以上あることを確認

【前日】ネット回線と宿の最終チェック

ネット回線

  • つなぎ用eSIMを購入済みか確認: クロアチア(EU圏)で使えるeSIMを出発前に購入しておく。到着直後からデータ通信が使える
  • eSIMの設定をテストした: eSIMがスマホに正しくインストールされているか確認。データ通信はまだOFFにしておく
  • クロアチアの現地SIM事情を予習した: 3大キャリアはHrvatski Telekom(T-Mobile系)、A1、Telemach。空港のTisakキオスクで到着当日に購入可能(パスポート提示不要)
  • 現地SIMの候補を決めた: 1ヶ月滞在なら、Hrvatski Telekomの30日プラン(70GB/€11.95)またはA1のツーリストSIM(10日無制限/€10)を複数回購入

宿

  • ザグレブの宿にWi-Fiの質問を送った: 返信あり → 下り○○Mbpsとのこと / 返信なし → レビューで確認済み
  • チェックイン方法を確認した: 年末のため対面チェックインができない可能性あり。セルフチェックインの手順を事前に確認
  • 宿の住所をスクリーンショットで保存した: オフラインでも確認できるようにしておく

フライトの準備

  • カタール航空のオンラインチェックインを済ませた: 出発24時間前からアプリまたはウェブでチェックイン可能。座席も指定しておく
  • 乗り継ぎの流れを確認した: ドーハ・ハマド国際空港はワンターミナル。乗り継ぎは同一ターミナル内で完結する
  • 機内持ち込み荷物に仕事道具をまとめた: PC、充電器、モバイルバッテリー、イヤホン、ノイズキャンセリング、パスポート、ペン

【当日の朝】名古屋出発

タイムライン目安

時刻やること
午前中名古屋駅から新幹線のぞみで新大阪へ(約50分)
新大阪着後特急はるかに乗り換え、関西空港へ(約50分)
関空着(15:00頃目安)カタール航空カウンターでチェックイン・預け荷物
16:30保安検査・出国審査
17:30搭乗ゲート到着。充電・最後のWi-Fi接続
18:55QR803 関空発

関西空港でやること

  1. チェックインカウンター: カタール航空はターミナル1の4階。預け荷物を預ける。ドーハ乗り継ぎでザグレブまでスルーチェックインできることを確認(荷物もザグレブまでスルー)
  2. ATM・現金の確認: クロアチアはユーロ圏。日本で少額のユーロを用意しておくと到着時に安心(空港シャトルバスは€8、カード可)
  3. 出国後エリアで充電: 11時間のフライト前に全デバイスをフル充電。関空の出国エリアにはコンセント付きの座席あり
  4. 軽食・水を購入: 機内食は出るが、乗り継ぎ待ち用の軽食があると便利

【移動中】第1フライト:関空→ドーハ(QR803・約11時間)

機内の設備

設備状態備考
機材A350-900長距離用ワイドボディ。エコノミーの座席幅は標準的
Wi-Fi△(有料)SuperWi-Fiプランあり。メール・チャット程度なら使えるが、ビデオ会議やクラウド同期は不安定
電源座席ごとにUSB+AC電源あり
IFE(機内エンタメ)個人モニターあり。映画・音楽は充実
食事2回の機内食+軽食バー利用可

機内での仕事戦略

11時間のフライトだが、食事・離着陸・休息を引くと実質使える時間は約6〜7時間。

  • 最初の2時間: 離陸→食事→片付け。仕事は無理。映画を見るか休む
  • 中盤の4〜5時間: オフライン作業の集中タイム。コード書き、原稿執筆、資料読み込み
  • 最後の1時間: 到着前の食事。ドーハ空港の乗り継ぎ動線を再確認

オフライン作業の準備チェックリスト:

  • コードのリポジトリをローカルにpull済み
  • 参考資料をPDFでダウンロード済み
  • Slackの未読を出発前にすべて処理済み
  • オフラインで使えるエディタ(VS Code等)の動作確認

【乗り継ぎ】ドーハ・ハマド国際空港(約10時間)

23:10 ドーハ到着 → 翌09:10 ザグレブ行き出発

深夜到着〜翌朝出発の長い乗り継ぎ。ハマド空港は24時間営業で施設が充実しているため、空港内で過ごすのがベスト。

乗り継ぎ中にやること

  1. 到着後すぐ: Transfer(乗り継ぎ)のサインに従って移動。入国審査は不要(乗り継ぎ専用エリアで完結)
  2. 出発ゲートを確認: 翌朝のQR217のゲートを電光掲示板で確認。出発4時間前頃に表示されることが多い
  3. 仮眠スペースを確保: ハマド空港にはQuiet Room(無料仮眠スペース)や、リクライニング座席エリアがある。有料のスリーピングポッド(Sleepn’fly)やOryx Airport Hotelも選択肢
  4. シャワー: 有料シャワー施設が利用可
  5. 充電・Wi-Fi: 空港のフリーWi-Fiは高速。充電スポットも多数。溜まったメール・Slackを処理する
  6. 軽食: 24時間営業のカフェ・レストランが多数

乗り継ぎの注意点

  • 出発ゲートの変更に注意: カタール航空のゲート変更は搭乗の1〜2時間前に起きることがある。アプリの通知をONに
  • ドーハ空港は広い: ゲート間の移動に15〜20分かかることもある。搭乗開始の30分前にはゲート前に

【移動中】第2フライト:ドーハ→ザグレブ(QR217・約5時間30分)

設備状態備考
機材B787 Dreamliner
Wi-Fi△(有料)第1フライトと同様
電源USB+AC電源
食事1回の機内食

到着前にやること

  • eSIMをONにする準備をしておく
  • 宿の住所・チェックイン手順を確認
  • 入国カードは不要(日本国籍はシェンゲン圏で不要)

【到着】ザグレブ・フラニョ・トゥジマン空港 → ネット復帰まで

14:15 ザグレブ到着

時刻やったこと
14:15ザグレブ空港到着。入国審査(シェンゲン圏入国スタンプ)
14:30eSIMをON → データ通信を確認。Slackに「到着しました」と送信
14:40預け荷物を受け取る
14:50到着ロビーのTisakキオスクでSIM購入を試みる → 年末で閉まっていた
15:00シャトルバスのりばへ移動。バスターミナル行き€8(カード決済可)
15:40ザグレブ中央バスターミナル着
15:50Boltアプリでタクシーを呼ぶ → 宿へ
16:10宿チェックイン
16:15Wi-Fi接続 → speedtest → 下り【実測値】Mbps確認
16:30テザリングをバックアップに設定。到着日は仕事をせず休息

空港から市内への交通手段

手段所要時間費用注意点
シャトルバス35〜40分€8バスターミナル行き。30分間隔。カード決済可。最終便22:30頃
市バス290番約35分€0.53Kvaternik広場行き。安いが停留所が多い
タクシー20〜25分€25〜35メーター制。正規タクシーを使うこと
Uber / Bolt20〜25分€15〜25アプリ配車で料金確定。おすすめ

年末年始の注意: 12月31日はTisakキオスクやキャリアショップが早めに閉まるか休業していることがある。つなぎeSIMを最低3日分用意しておくこと。

【翌日以降】SIM・ATM・生活の立ち上げ

  • 現地SIM: 空港のTisakキオスク、または市内のHrvatski Telekom / A1 / Telemachの直営店で購入。パスポート不要。ツーリストSIMは無制限データ10日間で€10前後
  • ATM: クロアチアはユーロ圏。Wiseカードならユーロでそのまま使える。Zagrebačka bankaやPBZが市内に多数
  • スーパー: Konzum、Spar、Lidlで日用品を購入。年始は営業時間が短縮の可能性あり
  • トラムアプリ: Moj ZETアプリでチケット購入可能。1回€0.53(30分有効)

詳細: ザグレブでSIMカードを買う方法詳細: ザグレブのお金事情|Wiseカード・ATM・現金

困ったことログ

何が起きたか: 12月31日着のため、空港のTisakキオスクが閉まっていて現地SIMを購入できなかった。つなぎeSIMの残量が2日分しかなく、年始の数日間はeSIMだけで凌ぐことになった。

原因: 年末年始の営業時間を事前に確認していなかった。

その場でどう対処したか: eSIMのデータ通信で宿までの移動とチェックインは問題なくできた。宿のWi-Fiが安定していたため、仕事への影響は最小限。1月2日にTiskキオスクでHTの現地SIMを購入。

次回の予防策: 年末年始に到着する場合、つなぎeSIMは最低3〜5日分にする。または出発前にeSIMの追加容量を購入できるサービスを控えておく。

次の移動に向けて改善すること

  • 乗り継ぎ対策: 10時間の乗り継ぎにはネックピロー・アイマスクが必須。ハマド空港のQuiet Roomの場所を事前に調べておく
  • オフライン作業の準備: 参考資料はすべてPDFで手元に。GitはオフラインでもCommitできる
  • 到着日に店舗が開いているか確認: 祝日・年末年始は要注意。eSIMだけで数日カバーできる体制に
  • 体力管理: 30時間の移動後に仕事は無理。到着日は完全オフにする前提でスケジュールを組む

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2026-02-05初版公開